一杯をつくる、その向こうまで。
Aqua Bar Lindenは、秋田県湯沢市にあるオーセンティックバーです。
日本で初めて、ネイチャーアクアリウムをBARという空間に取り入れました。
けれど、Lindenが目指してきたものは、ただ「水景のあるBAR」ではありません。
カウンターに置かれる一杯。
その背景にある酒の歴史。
植物や果実の季節。
グラスの向こうに広がる香り。
静かに流れる音楽。
水景の揺らぎ。
そして、その夜ここを訪れた人との時間。
それぞれが重なり合って、はじめてLindenの夜が生まれます。
BEYOND THE GLASS, THE NIGHT DEEPENS.
一杯の向こうに、深まる夜を。
それが、現在のAqua Bar Lindenを表す言葉です。
LINDEN AS AN ARCHIVE
このBARそのものを、ひとつの「収蔵庫」と考える。
私は、Aqua Bar Lindenという場所そのものを、
ひとつの「収蔵庫」だと考えています。
バックバーに並ぶ一本一本の酒には、造られた土地があり、時代があり、
誰かから誰かへと受け継がれてきた時間があります。
クラシックカクテルには、長い年月を越えて残ってきた技術と物語があります。
一方で、季節の果実や植物からつくられるカクテルは、その年、その季節、その夜にしか出会えないものです。
そして、まだ開けていないボトル。
これから考える一杯。
これからこの扉を開ける誰か。そこには、まだ見ぬ未来があります。
過去、現在、未来。
Lindenでは、それらが同じカウンターの上で出会います。
古いものをただ保存するのではなく、受け継いだものを今夜の一杯へと変え、
また次の時間へ渡していく。
酒を。
植物を。
香りを。
技術を。
物語を。
記憶を。
そして、この場所で流れた時間を。
Lindenは、それらを少しずつ収めながら、
今夜も続いていきます。
MASTER / BARTENDER
東京から英国へ。そして、秋田へ。
19歳の頃、バーテンダーの道に入りました。
カウンターの中で覚えていったのは、
酒の名前やレシピだけではありません。
グラスの置き方。
氷の音。
一杯を差し出すタイミング。
言葉を交わすこと。
あるいは、あえて言葉を交わさないこと。
BARという場所には、
料理や酒だけでは説明できない時間があることを知りました。
その後、英国へ。
酒が単なる飲み物ではなく、
土地の文化や歴史、人々の暮らしと結びついていることを、
より強く意識するようになります。
そして秋田へ。
東京や英国で得たものをそのまま持ち帰るのではなく、
雪国の静けさ、土地の空気、季節の移ろい、
自分自身が好きだった水景や植物の世界を重ねながら、
Aqua Bar Lindenという場所をつくってきました。
現在もクラシックカクテルやウイスキーを大切にしながら、
季節の果実を使った一杯、植物や香りの研究、
水景、音楽、展示など、
BARという枠の中でできることを少しずつ広げています。
アニメ「バーテンダー 神のグラス」パートナーバー。
The Glenlivet Ambassador。
けれど、肩書きよりも大切にしていることは、
今夜カウンターの前に座る一人のために、
きちんと一杯をつくることです。
A NIGHT AT LINDEN
決まった楽しみ方はありません。
ウイスキーをゆっくり飲む夜。季節のカクテルから始める夜。
水景を眺めながら、何も考えずに過ごす夜。
誰かと話す夜もあれば、一人で静かにグラスを傾ける夜もあります。
BARに慣れている必要もありません。何を頼めばいいか分からなければ、
その日の気分を一言教えてください。
甘いもの、さっぱりしたもの、強いもの、香りを楽しみたい。それくらいで十分です。
その夜、その人のための一杯を一緒に探します。
現行公式サイトの掲載内容を収蔵。AquaBar Lindenについて → 記録日は原文に記載されていません。
